ウォーターサーバーで赤ちゃんのミルクは作れる?安全なメーカーは?
病院でもらうパンフレットや育児雑誌に、よくウォーターサーバーが紹介されていますよね。
「赤ちゃんのミルクにも♪」とCMをしているメーカーも。。。
でも、ウォーターサーバーの水では調乳しない方がいいと聞いたこともあるし・・・
本当はどうなんだろう?
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赤ちゃんの水に関する考え方は、本当にたくさんあります。
今回は、その中でもウォーターサーバーについて、まとめました。
ウォーターサーバーを設置するからには、育児が少しでも楽になるように、ミルクや離乳食に使いたいですよね。
まずは、ウォーターサーバーでミルクが作れるのかをご紹介いたします。
また、サーバー選びのポイントをまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
Contents
ウォーターサーバーの水でミルクを作ってもいい?
Original update by:loic490
ウォーターサーバーの水はミルクに使えるのか?
結論から言うと、ウォーターサーバーの水でミルクは作れます。
ただし、ウォーターサーバーの水の種類を吟味する必要があります。
粉ミルクは赤ちゃんの口に入るものですから、赤ちゃんにとって優しい水で作る必要があります。
赤ちゃんにとって優しい水とは、「軟水」か「純水(ピュアウォーター)」です。
赤ちゃん用の水を選ぶ際には、いくつか大切なポイントがあります。
- ミネラルウォーターはNG!
ペットボトルで売られているミネラルウォーターは、その名前の通り、ミネラルを含んだ水です。
ミネラルと聞くと、なんだか体に良さそうなので調乳にも使いたくなります。
しかし、粉ミルクの缶に「ミネラルウォーターで調乳しないでください」と書いてあります。
実は、このミネラルは赤ちゃんの未発達な内臓では負担がかかり下痢などの症状を引き起こすことがあります。
このミネラルは水の硬さに関係しています。
- 水の硬度は?
水には硬さがあります。
水には、カルシウムとマグネシウムというミネラル分が含まれています。
水1000mlの中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量を表す数値を「硬度」と呼びます。
そして、硬度が120mg/L以下の水を「軟水」、120mg/L以上の水を「硬水」と呼びます。
簡単に言うと、ミネラル分が少ないのが「軟水」で、ミネラル分が多いのが「硬水」ということです。
食事だけではミネラルが不足がちになってしまう大人にはミネラルの多い「硬水」が良いのですが、
内臓が未熟な赤ちゃんには負担になって、下痢などの症状を起こすこともあるために「軟水」を選ぶ必要があります。
最近のウォーターサーバーは、赤ちゃんに飲ませられることが前提になっているメーカーがほとんどですが、念のため確認をして「軟水」のミネラルウォーターを使っているウォーターサーバーを選びましょう。
- 純水(ピュアウォーター)
ピュアウォーターは、不純物もミネラル成分も一切含まれていない水です。
天然水をろ過して不純物を取り除いているので、純粋です。
赤ちゃんの調乳に最も適している水です。
ピュアウォーターを使用しているウォーターサーバーなら、安心です(͡∀⁀)
- 水道水はどうか?
日本の水道水は軟水なので、昔から調乳に使われてきました。
硬度は60mg/Lで「軟水」です。
水質をチェック項目は50以上あり、世界的にも日本の水質は上位にランクインしています。
しかし、水道水は塩素で殺菌消毒をしているため、残留塩素(カルキ)が含まれています。
カルキは赤ちゃんの体には負担がかかるので、ミルクに水道水を使う際は沸騰させて完全に取り除く必要があります。
ところが、今度は水を沸騰させることで、元々水道水に微量に含まれている「トリハロメタン」という発がん性物質が通常の3倍も増えやすくなるのです。
このトリハロメタンは10分以上沸騰させることで完全に消すことができます。
つまり、赤ちゃんのミルク作りに水道水を使うにはやかんの蓋を開けた状態で10分以上分沸騰させる必要があります。
これを毎日繰り返すのは時間と手間がかかりますよね。
沸騰させてもカルキ臭が残る地方もあるので、その場合は赤ちゃんが嫌がることもあります。
これに放射性物質の心配も加わり、最近では大人でも水道水を飲み水として使う人が減り、ミネラルウォーターのペットボトルやウォーターサーバーの水を使う人が増えましたね。
うちの次女の時には、水道水をポットで沸騰させて調乳していました。素早く調乳したかった私は、ウォーターサーバーと同じ原理で、ポットのお湯と軟水のミネラルウォーターで調乳していました。
ウォーターサーバーに比べると、やはり手間がかかりました・・・。
ウォーターサーバーはやっぱり便利です!
マグに入れて水を飲んでいる赤ちゃんを見かけるけれど、軟水や純水が赤ちゃんに優しい水なら、その水をそのまま赤ちゃんが飲んでも大丈夫かな??
いつ頃から飲ませても大丈夫なんだろう?
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いつからそのままウォーターサーバーの水を飲める?
Original update by :kstepanoff
ウォーターサーバーを検討するママ達の希望で一番多いのが、「サーバーの水をそのまま入れてミルクの温度調節をしたい」ということです。
ウォーターサーバーの水が「純水」であれば産まれたときから飲めます。
なぜならば、ミネラル分が一切入っていないので赤ちゃんの体に負担がかからないからです。
ウォーターサーバーの水が「軟水」の場合、そのまま飲ませるのはやめましょう。
新生児は母乳やミルクから必要な量のミネラル分を摂取しているわけですから、それにプラスして軟水を与えると内臓に負担をかけてしまいます。
赤ちゃんのマグに入れる水も、「軟水」か「純水」です。
軟水のミネラルウォーターは、ミルクとは別に飲むと、ミネラルの摂取量が多くなり内臓に負担をかけるので、ミルクの回数が減り、体も強くなってきた1歳頃からそのまま飲めます。
なので、離乳食が始まる頃に飲ませる水はピュアウォーターにしましょう。
ピュアウォーターのウォーターサーバーなら、赤ちゃんが水をこぼしたり汚したりしてもすぐに補充できるので楽ですね。
うちの長女が赤ちゃんの頃は、軟水のウォーターサーバーを使っていました。
水をそのまま飲ませたのは、10カ月くらいの時でした。
今から思えば「軟水なのに・・・(@Д@;)」です。
もちろん、特に問題は起きませんでしたよ!
赤ちゃんによっては、もっと小さな頃から飲んでいても平気な赤ちゃんもいます。
私はショッピング中にウォーターサーバーの試飲をして「美味しい」「ミルクにも使えるんだ~」と感動し、勢いで契約してしまいました。
でも、そのあとにウォーターサーバーにはいろんなメーカーがあることに気付きました…。
しかし、たくさんのメーカーがあるがゆえに、サーバー選びは迷いますよね。
どんなポイントに着目すれば良いのでしょうか?
ウォーターサーバー選びのポイントはコチラ!
まず、調乳に便利なウォーターサーバーは、出産前にぜひ用意しておいてください。
育児がスタートすると、なかなか時間がありません(涙)
最近、ウォーターサーバーの種類も豊富で、どれを選んでよいのか迷いますよね。
では、具体的なポイントをご紹介いたします。
- 価格
- 月々の水代
- 宅配料金
- サーバーレンタル料
- サーバー電気代
- メンテナンス料
- 採水地
- ボトルタイプ
- ボトルの設置方法
- 細菌対策
- 省エネモード
- サービスの充実
- 配送日時の指定
- チャイルドロック機能
ウォーターサーバーメーカーによって、かかる費用は変わってきます。
1カ月にボトル(12ℓ)2~4本が一般家庭の平均消費量です。
ボトル1本900円~3000円まで、水の種類や業者によって価格は異なります。
使用する水の量を考慮しながら決めましょう。
3人家族の我が家は、12L×2本/月で十分やっていけています。
無料配達のメーカーがほとんどですが、注文本数によって宅配が有料になるメーカーもあります。
昔はどこも有料だったサーバーレンタル料ですが、現在は無料というメーカーがほとんどです。
大体月々750絵㎜~1500円くらいかかります。
最近では省エネモード搭載のサーバーもあり、その場合は電気代を1/3くらいに抑えられます。
メンテナンス料が無料という場合は、セルフメンテナンスで衛生的に保っていける構造になっています。
原発事故の影響により、西日本・九州地方で採れた水が人気です。
海外の水はミネラルが多く含まれているので、赤ちゃんには国産の水を選びましょう。
ボトルには、空ボトルを保存しておき業者が回収するガロンボトルと、使い捨てのワンウェイボトルがあります。
ガロンタイプはボトルが大きく、回収されるまで保管しなければならないので場所をとります。
また、給水時に中に空気が入ってしまうため、衛生面での心配があります。
ワンウェイタイプは、使用後に容器を捨てられるので場所をとりません。
また、水に空気が入らない仕組みになっているので、衛生面も安心です。
ワンウェイ方式のウォーターサーバーを選びましょう。
ほとんどの業者の水が、1ボトル12ℓ=12㎏です。
そのボトルを上に持ち上げて設置するのは妊婦さんの場合は難しいですよね。
下に設置するタイプのサーバーもありますので、検討してみてください。
妊婦さんの間は旦那様に設置してもらうという方であればどちらでも問題ありません。
我が家では、子供が触らないようにあえて上の設置するものにしています。
150cmの私ですが、ボトルの設置は自分でできていますよ(重いですが・・・汗)
細菌対策ができるのは、「ワンウェイ方式」「オートクリーン機能搭載」のサーバーです。
オートクリーン機能とは、サーバー内部を自動でクリーニングする機能です。ボタンを押せば自動でクリーニングをしてくれます。この機能により、細菌の繁殖を抑えてくれます。
先述しましたが、省エネモードが搭載されているとサーバー使用による電気代が1/3に抑えられます。
各種手続きをwebで行えるウォーターサーバー業者を選びましょう。
追加注文・数量の変更・利用履歴確認・配送予定の確認・登録情報の変更・問い合わせなどは、電話だと繋がりにくかったり、赤ちゃんの泣き声が気になって落ち着いて対応できなかったりします。
Webなら、都合のよい時間に短時間で行えて便利です。
ウォーターサーバー業者によっては、配送できる曜日が限られていたり、時間指定ができなかったりします。配送日時を細かく指定できる業者を選びましょう。
配送日時を指定しておけば、赤ちゃんの入浴時間や食事時間に「ピンポーン」と来て慌てる、というような心配はありませんよ。
赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、給水口の位置が低いウォーターサーバーのレバーを押してしまう危険性があります。
赤ちゃんがやけどをしないように、温水側には大半のメーカーがチャイルドロック機能をつけています。
選ぶポイントは分かったけれど、ポイントが多すぎて具体的にどのウォーターサーバーがいいのか分からない!(ʹД̀;)
安心して下さい、選んだメーカーをいくつかご紹介いたしますね!
赤ちゃんに安心のウォーターサーバーメーカーはコチラ!
- コスモウォーター
- サントリー天然水サーバー
- プレミアムウォーター
- クリティア
73.3円/500ml
硬度やミネラル成分が異なる3種類の天然水から、毎月指定して選べます。
赤ちゃんには超軟水「古都の天然水」がおススメです。
ワンウェイボトルなので、場所をとらずに衛生的に使えます。
足もとでボトルの交換ができるので、妊婦さんでも簡単にボトル交換ができます。
12ℓ×2本で3800円、電気代が約600円で最低4400円程度で使えます。
79.6円/500ml
超人気天然水「南アルプスの天然水」が自宅で飲むことができます。
もちろん赤ちゃんに優しい軟水です。
ダブルバリア構造のワンウェイボトルで、より新鮮な水をより衛生的に飲むことができます。
「注水ロック機能」「全操作ロック機能」の二重チャイルドロックで、どんなに賢いお子さんでも簡単には操作できないので安心です。
「4段階温度設定機能」が搭載されているので、ミルク作りも最適温度ですばやく作れて助かります。
64.7円/500ml(3年契約の場合)
富士山と南阿蘇の非加熱処理の天然水を使っています。
非加熱処理は、農林水産省と厚生労働省の厳しい審査をクリアした業者にしかできないので、自然本来の味が楽しめます。
どちらも超軟水なので、赤ちゃんも安心して飲めます。
ワンウェイボトルなので、場所をとらずに衛生的に使えます。
ボトルキャップを34枚集めると12ℓが2本もらえ、さらに3年契約をすると1本あたり1652円とかなり安く飲むことができます。
我が家では、これを使用しておりますが、お水の味もとっても美味しいですよ♪
78.7円/500ml
4種類のナチュラルミネラルウォーター(検査基準をクリアしたミネラル入りの天然水)から選べます。
ワンウェイボトルで天然水の品質が保持されています。
すべて弱アルカリ性の軟水で、赤ちゃんに安心です。
サーバーのデザインにもかなりこだわっており、有料で着せ替え可能な「スリムサーバーⅡ」はなんと730万通りもあるので、思い通りのインテリアになりそうです。
まとめ
調乳に使えるウォーターサーバーのイメージは掴めましたでしょうか?
調乳にも使うなら、ウォーターサーバーは軟水のミネラルウォーターかピュアウォーターを選びましょう。
軟水のミネラルウォーターや水道水を沸騰させて冷ます手間を考えると、ウォーターサーバーはすぐに適温のミルクが作れるので本当に助かります。
ピュアウォーターなら、赤ちゃんが飲んでも大丈夫です。
離乳食が始まる頃、口をすすぐ飲み物として使えます。
軟水のミネラルウォーターなら1歳頃から飲ませられますよ。
ウォーターサーバーを選ぶときは、「価格」「採水地」「ボトルタイプ」「ボトルの設置方法」など、家計への負担や使いやすさ・赤ちゃんに優しいかどうかをまず比較しましょう。
デザインやチャイルドロック機能なども大切な選考基準です。
生活環境や家族環境に合ったものを見つけましょう。
ウォーターサーバーは調乳だけでなく、授乳で疲れたママの水分補給にも便利です。
親子で美味しい水を飲みながら、ハッピーライフを過ごしてください(⁀ω͡)
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