赤ちゃんのコップの練習はいつから?上手なトレーニング方法はコレ!
赤ちゃんのコップの練習を始めたけど・・・
こぼしてばっかり~~~~!!!!
コップの練習はいつから始めるのが適切なのでしょうか?
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市販の赤ちゃん用コップの説明書きや育児書には、練習方法や、開始時期の大体の目安は示されています。
しかし、実際にやってみると、個人差が大きい時期ということもあり、上手く行かなくて困ってしまうママはたくさんいます。
周りの子どもと比べて不安になって焦ることもありますよね。
今回は、赤ちゃんの発達に注目しながら、練習を始める時期と、上手なトレーニング方法をご紹介いたします。
Contents
赤ちゃんがコップで上手に飲めない理由は?
Original update by : Robert whitehead
赤ちゃんがコップで上手に飲めない理由はいくつかあります。
- 口の動かし方
- 手の運動機能
- コップをつかんでお口に持っていくという動作
- 掴み食べなどの動作
- 距離感がつかめない
- コップと自分の口の距離感
- 飲み物が自分の口に到達するまでの距離感
- 口に到達する前にコップを傾けてしまってこぼす!
- 飲み物が自分の口に到達するまでどのくらいかわからないから傾けすぎてこぼす!
- 急がさない、焦らない!
- 少量から始める
- 使用するのは「水」が良い!
- ママはコップに手を添えてサポート
- 口の中に飲み物が入ってくるタイミング
- 自分の口にどのくらい飲み物が入ってくるのか?
- お風呂で練習もOK!
赤ちゃんは、生きていくために産まれてすぐ母乳を飲む力を持っています。
そして、しっかりあごを動かし、母乳を飲むことでどんどんとお口の機能が発達していくと言われています 。
赤ちゃんの口は、哺乳中は一体どんな動きをしているのでしょう?
赤ちゃんが乳首をくわえた時、赤ちゃんは、舌で乳首を自分の口蓋に押し付けます。
この時、赤ちゃんの舌は、舌の先から付け根の方に波打ち、母乳を「吸う」のではなく、舌と口蓋で乳首を挟み、母乳を押し出しています。
そして出てきたものを飲み込んでいるんです。
ですから、コップから飲むという動作は、母乳の飲み方とはかなり違うんです。
コップでの飲み方は、「上下の唇ではさみ吸い取り、飲む」という一連の動作が必要です。
母乳の飲み方から、急にコップの飲み方に変更するわけですから、私たちが日常何気なくやっている動作でも、赤ちゃんにとってはとっても難しい事なんですね。
また、手足の運動機能も、まだまだ未熟です。
この辺りの動作は、運動機能や神経などが発達していく過程でできるようになるものなのです。
そして、7,8ヶ月ごろになり歯が生え始めると、顎自体のつくりや飲み込みの機能自体が変わってきます。
赤ちゃんがうまくコップをもてなかったり、お口に飲み物を含ませてもだらだらとでてしまうのは、まだ食べたり飲んだりするために必要な機能が身についていないからなんです。
赤ちゃんは、まだ
ここがまだ掴めていないのが普通です。
ですから、
この失敗の繰り返しになります。(当たり前♪当たり前♪)
ここで、ほとんどのお母さんが「上手く行かない!」「またこぼして!」と、焦ったり、イライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。
しかし、これを何度も繰り返す事により、赤ちゃん自身とコップとの身体感覚を学ぶのです。
また、生後9ヶ月ほどになると、離乳食で、ちいさなおにぎりやパンなどの、「手づかみ食べ」が始まるお子さんがいます。
この時に、「掴んで口まで持っていく」というトレーニングを、食事のたびに行う事になります。
コップのトレーニングだけでなく、そういった他の要素も併せ持ちながら、飲み物も食べ物も、一緒に口との距離感を学んでいきます。
そして、これらの発達は、人それぞれで違うものなので、「他の子ができているのにうちの子は、、、」などと、焦らなくても大丈夫ですよ(^^)
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赤ちゃんコップの練習はいつから?
では赤ちゃんのコップの練習はいつからがよいのでしょうか。
コップの練習は、生後9〜11ヶ月からがよいと言われています。
でも、コップの前に、ちょっとやってみるという練習をご紹介いたします。
コレには離乳食も関係してくるのですが、お口の発達のメカニズムに秘密があるんです。
《1》5~6ヶ月頃からスプーン練習
離乳食を始める生後5〜6ヶ月は、唇でスプーンをはさみこんだり、飲み込んだりといったお口の機能を獲得しはじめます。
まずは、スプーンをちょっとお口につけて、くわえることだけを練習しましょう。
これが上手になることで、次にスプーンから自分で口の中へ取り込むことができるようになります。
そのため、まずは、この時期からスプーンで白湯や果汁をお口に運んであげて、練習することをおすすめします。
《2》7~8ヶ月でおちょこ練習
生後7〜8ヶ月になると、赤ちゃんの姿勢が安定し、歯が生え始めます。
実は、歯が生えることで、顎の骨が変化し、お口の中が広くなっていくんです。
それに伴い、唇もしっかり動かせ、飲み込みも上手になるというメカニズムがあるんです!
ただ、まだサラサラの液体は上手に飲めないことも多いので、ここでも焦りは禁物です。
おちょこやコップなどの容器から、お口で水をふくんで飲み込むという一連の動作は、子どもにとっては大冒険なのです。
《3》生後9〜11ヶ月からコップを使ってみましょう!
9〜11ヶ月は、いよいよ手などの運動機能の発達が進んできます。
手づかみで、食べ物を口まで運んだり、コップを持つこともできるようになります。
さらに、この時期は歯も増え、離乳食のおかげでお口の動きもどんどん発達してきます。
この時期に差し掛かると、「コップからお口に水を入れ、飲み込む。」という一連の動作が、成功しやすくなります。
しかし、これも個人差が大きいものです。
いきなりできるようになるわけではないですよ♪
ママは焦らない焦らない(^_-)-☆
ほとんどのお子さんが、1歳半から2歳でマスターするようです。
ちなみに、うちの息子は2歳半でやっと危なげなくコップで飲めるようになりました。(;・∀・)
では、実際のコップの練習方法を紹介いたします。
赤ちゃんのコップの練習方法はコレ!
Original update by : losiek
コップの練習って、コップに水を入れて渡すだけ?
コップのトレーニング、赤ちゃんにもママにも負担にならない練習方法があるんです!
ポイントはこちら!
周りより遅いと、ママも不安になって急かしたり、焦ったりしてしまいますよね。
でも、焦りは禁物です!
ここでママが急かしたりすると、コップ自体が嫌になってしまいます。
ママは「赤ちゃんなんだし出来なくて当たり前♪」くらいに思ってください(^^)
最初からたくさんの量を飲むのは、赤ちゃんにとっては難しいこと。
少なめの水から始め、徐々に増やしていきましょう。
ただし、あまりに少ないと、コップを傾けてから口に到達するまで時間がかかるので、上に出てきたように、おちょこや小さい器でやってみましょう。
この時に、コップを傾けてからお口に到達するまでの感覚を身につけていきます。
ミルクや果汁の方が、美味しいから練習が捗りそうですよね。
しかし、あくまでも「練習」なので、たくさんこぼすのが当たり前です。
ミルクや果汁ですと、ベタベタしてしまい、ママが大変になります。
ママのストレス軽減と思って、「水」で行きましょう。
(白湯でももちろんOKですよ〜)
最初は、ママがコップに手を添えて、一緒にコップを傾けサポートしましょう。
この時に、
この辺りのことを学びます。
慣れてきて、嫌がらないようでしたら、もたせてあげましょう。
コップの練習です。
当然、こぼします!
濡れます!!
ですから、お風呂の練習でもOKです!
服や床がびしょびしょになる心配がないので、ママは安心して見ていられます。
子供も、安心して失敗ができます。
思いっきりこぼしていいのです♪
ストレス軽減策と思って、是非やってみてくださいね!
では、練習にぴったりの、オススメのコップはどんなものがあるかなー?
オススメのコップはコレ!
Original update by : 写真AC
コップの練習に最適、オススメのコップはこちら!
特徴 | 口コミ | ||
【コンビ】 | テテオ
「マグカップバルーン」 |
持ち手が斜めで持ちやすい形状。
形は「赤ちゃんの後ろ姿」をイメージしてデザインされたユニークな形。 蓋とストロー付きなので、外出にもぴったりです。 また、飲み物が出てくる量を適切な量に調節しているので、倒しても落としても溢れる量が少なく、安心して使えます。 |
落としてもこぼれないので便利です。バックの中で漏れたことも一度もありません。また、ベビーマグにしては大容量なので、すぐに喉が乾くうちの子にはぴったりです。 |
【リッチェル】 | ラクレ
「いきなりストローマグセット」 |
第7回キッズデザイン賞受賞。
まずはストローから練習していく作り。 倒してもこぼれない蓋つきです。あえてパーツを少ない作りにしているので、洗い物が簡単です。コップの内側のカーブをなだらかにしてあるので、飲み物が勢い良く口に入ってしまうこともありません。 |
ストローマグはだいたい生後8ヶ月くらいが多いのですが、こちらは生後半年くらいからスタートできました。 あっという間にストローを取得できたので、コップへの移行がスムーズでした。 デザインがとても素敵で気に入っています。 |
【ピジョン】 | 「マグマグセット」 | 赤ちゃんの発達段階に合わせ、乳首、スパウト、ストローのセットがセットになっています。
飲み口を変えれば、4〜5歳まで使えます。 また、飲み口だけでなく、それぞれの発達段階に置いてもち手も変わります。 |
家での食事でも公園でもすべてこのマグマグを使っています。 ピジョン製品のパーツならどれでも使えるので、助かっています。 別で買うと高いので、セットが一番良いと思います。 |
【ベルニコ】 | 「ワオカップベビー」 | 蓋をしたまま飲めるのに、逆さまにしてもこぼれない?
コップの縁の360度どこからでも飲める、不思議な作り。 半透明のカップに目盛り付きなので、中身がよくわかります。 |
生後8ヶ月から利用してます。コツがいると聞いたが、意外と問題なく飲めています。
本当にこぼれないのでオススメです。 ストローマグよりも、洗いやすいので、ママの味方です。 |
【フィッシャープライス】 | 「3ステップトレーニングマグ」 | フィッシャープライスは、乳幼児玩具部門で世界ナンバー1のシェアを誇っています。
もち手が閉開するので、車のドリンクホルダーにも装着可能。 3つの飲み口が付いているので、コップで飲めるようになるまで長く使えます。 |
なんとなく買ったのですが、予想以上に子供が気に入ってしまいました。 なくしてしまったので、他のもので代用しましたが、全く使ってくれず、フィッシャープライスのを再度購入となりました(^^;; |
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんのコップの練習は、赤ちゃんの運動機能がまだ未熟で発達過程にある時期に行います。
ですから、個人差があり、こぼしたりして上手くいかないのも当然です。
周りと比べず、急かさず焦らずが鉄則です。
コップの練習は、生後9〜11ヶ月が良いと言われていますが、その前に!
生後5ヶ月ほどからスプーン、生後7ヶ月ほどでおちょこなどで練習しておきましょう。
徐々に慣らしていくことによって、コップへの移行がスムーズになります。
練習の時は、白湯かお水でやりましょう。
こぼしてしまったり、洋服や床が濡れることにストレスを感じるママは、思いきってお風呂で練習してみましょう。
お風呂でしたら、思う存分失敗ができますし、ママもおおらかな気持ちでいれますよね。
急かさず焦らず、「赤ちゃんなんだし出来なくて当たり前♪」くらいの気持ちで練習をしてみてくださいね。
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